ここでは、会社設立時の資金調達方法をご紹介いたします。

全て自己資金で賄えればそれに越したことはありませんが、それが難しいケースの方が多いかと思います。しかし、自己資金が全くない状況ですと、融資が受けられない場合もありますので、ある程度の自己資金は必要です。その上で、足りないお金を借り入れて、十分に会社を運営できる資金を準備しましょう。

ここでは会社設立時の資金調達にはどのような方法があるか、どういった機関に融資をしてもらえるのかをご紹介いたします。

資金調達方法として一番リスクも少なく身近な方法ですが、あまりお勧めはできません。親しい間柄ゆえ甘えてしまい、返済が滞り、その結果金銭トラブルに発展してしまうという事態になりかねません。そのせいで近しい人との信頼関係が崩れてしまっては大変です。そういった面も理解した上で近しい関係の方から借入する場合、きちんとした話し合いや説明をした上で契約書を交わす必要があります。借入額も大きくなりますので、口約束だけでの借入は絶対にやめましょう。

親・兄弟、友人からの資金調達についてもっと詳しくしりたい方はこちらをご覧ください。
親・兄弟・友人からの資金調達

日本政策金融公庫は、実績の無い個人事業や会社経営者の強い味方です。民間の金融機関から融資を受けられない個人事業や会社に対しても、積極的に融資を行っています。民間の金融機関と比べると返済期間が長い、金利が低い、実績がなくてもほとんどの起業家が融資を受けられるという特徴があります。（金融業や投機的な事業、一部の遊興娯楽業などを除く）

日本政策金融公庫についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
日本政策金融公庫の活用

信用保証協会に保証人になってもらい、民間の金融機関から融資を受けるという方法があります。

公的機関である信用保証協会が保証人になることで、民間の金融機関からの融資を受けやすくするという実績のない創業者向けの制度です。万が一、借主の返済が滞ってしまった場合、代わりに信用保証協会が金融機関に立て替え払いします。そして、借主が信用保証協会に対して借入金を返済するという流れになります。

信用保証協会の利用についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
信用保証協会の利用

クラウドファンティングとは「群衆（クラウド）」と「資金調達（ファンディング）」を組み合わせた造語で、インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達するという方法です。具体例として、アニメ映画製作をする際の資金が足りないので、クラウドファンティングによって資金を集め、公開することができ、ヒットさせたという例もあります。

しかし、この方法も個人の会社設立をする起業家にとってはあまり現実的ではない方法です。

起業してまだ間もなく、手元の資金が心もとない企業にとって、資金を得るための手段のひとつとしてベンチャーキャピタルは頼もしい存在です。

ベンチャーキャピタルとは、未上場企業に投資し株式公開を支援し、公開したら株を売却することでキャピタルゲイン（運用益）を得るという方法です。株式公開できそうな未上場企業に狙いをつけ投資します。しかしこの方法は起業家が株式公開を狙えるほどの知識や技術がある場合には資金になる事もあり得ますが、資金調達方法としてはあまり現実的ではありません。

私たち名古屋会社設立ビジネスサポートでは、会社設立時に必要な資金はどれほどか、ご自身にあった資金調達の方法はどれか、などのお悩みを一緒に考えさせていただきます。会社設立をお考えのお客様に最高のスタートを切っていただくため、精一杯サポートいたしますので、名古屋市内にお住まいの方、名古屋市内に会社設立をお考えの方は是非、ご相談ください。